もしかすると、生きるかもしれないと言う期待を持って慎重に調査を進めました。
先ほどのスライドでも確認されましたが、この部分(青色ライン)の土・10層は確実に石器の上を覆っています。
しかし、この反対側の部分(黄色ライン)で、わずかですが、隙間が観察されました。噴霧器で水をかけたところ、瞬く間に浸透していく様子も窺えました。まわりは、粘土ですが。
また、石器の端(紫色ライン)から植物の根が飛び出していました。
これらから、この石器も埋められたものとの確信を持てました。