その結果、まずは、土を削っている最中に、埋め込みの浅い挿し込み石器は、3点全部が、また、砂地に埋めた半開き挟み込みによる1点は、ジョレンに引っかかってしまいました。
相当念入りに削った後に、正確に言い当てることができたのは、半開き挟み込みの2点と、全開埋め込みの2点の計4点でした。
また、全開埋め込みの1点は最後まで見つけることができませんでした。
また、手を加えていない3ヶ所を工作の跡ではないかと判断されています。
注意深く、削っても、同じ層での土の動きを見分けることは、相当困難が伴うと言えるかと思います。