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北小松遺跡発掘調査現地説明会
◆日時:平成22年9月4日(土) 午後1時30分から
◆会場:北小松遺跡発掘調査現場
◆説明者:宮城県文化財保護課職員
◆調査主体:宮城県教育委員会
◆問い合わせ先:
宮城県教育庁文化財保護課埋蔵文化財第2班
電話 022-211-3685
◆調査の概要:
北小松遺跡は大崎市田尻に所在する縄文時代晩期を中心とした遺跡です。以前から縄文土器や石器、骨角器などの遺物が多量に出土することで知られており、昭和30年代の開田工事の際には人骨が出土し注目されました。
当課では大崎市田尻西部地区の県営ほ場整備事業に先立ち、平成19年度から発掘調査を継続しており、今年が4年目にあたります。今年度の調査区は北小松遺跡の東側になります。
調査の結果、現水田下に広がっていた縄文時代の「沼」の沿岸部にあたる地点から縄文時代晩期(約2,500年前)の掘立柱建物跡や、良好な状態の犬の墓5基などを発見しました。出土遺物には多量の縄文土器、石器(石鏃・石匙・石斧など)、石製品(石棒・石刀など)、土製品(土偶・土版・耳飾など)、骨角製品(腰飾・髪飾・銛・ヤスなど)があり、このほか、縄文人の食糧となった鳥獣魚骨(イノシシ・シカなど)や貝類(ヌマガイなど)などもみつかりました。
今回の調査では、沼地の沿岸部に住む当時の人々の暮らしを知る上で、非常に貴重な資料を得ることができました。
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詳細情報:宮城県教育庁文化財保護課 http://www.pref.miyagi.jp/bunkazai/
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北小松遺跡の位置(Googleマップ)
http://maps.google.co.jp/maps/ms?source=s_q&hl【URL短縮沸:C-BOARD】c
※正確な場所は現地周辺の案内看板等でご確認ください。
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