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最上川と野尻川の合流点にある駒籠楯跡は、『延喜式』諸国駅伝馬条に規定がある出羽国野後(のじり)駅に相当する場所と推定されてきました。近年、山形県・大石田町による調査が実施され、その成果は水駅の存在と機能を解明する上で重要な鍵を握っています。
城柵へ向かう交通路の整備は、大野東人による天平9(737)年の陸奥・出羽連絡路開削をはじめ、律令国家にとって北方支配における重要な課題であり続けました。城柵に通ずる「道」や「ルート」は、どのようなものであったか、自覚的に追求する段階に来ているといえます。
人や物が「交通」を介して交流し、それが城柵経営にも大きな影響を与えていたことを、本検討会により少しでも明らかにしてみたいと考えています。(案内より抜粋)
日 程 平成26年2月22・23日(土・日)
22日(土)12:00〜開場・受付、13:00〜平成25年度調査成果報告、18:30〜情報交換会
23日(日)9:00〜開場・受付、9:30〜特集報告、13:45〜特集討論、15:00閉会
会 場 山形県山形市 山形国際ホテル(検討会および情報交換会)
参加費 (参加費)1000円 (資料代)2000円 (懇親会費用)6000円
申込期限 平成26年1月31日(金)まで(ただし、定員200名になり次第、締め切りとさせていただきます)
詳細情報:宮城県考古学会
http://www.m-kouko.net/news/index2.html
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