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このたびの東日本大震災を経験して,わたしたちのこれからの生き方を考える時,厳しい自然環境の中で一万数千年を生き抜いた縄文人の生きざまが注目されています。
本年は,「縄文学最前線」と題して,最近明らかとなった縄文時代の自然災害等最新研究の現状を第一人者の方から分かりやすくお伝えいたします。
第1回 縄文文化とはなにか
平成23年12月18日(日) 13時30分〜15時
講師 谷口康浩氏(國學院大學教授)
縄文時代研究の最前線では,そもそも「縄文文化とはなにか」ということがが,問われています。第1回目は,個々の研究成果の統合を進める谷口先生から、縄文時代の考古学の基本的な問題点を、分かりやすく解説します。
第2回 縄文人の心と形
平成24年1月22日(日) 13時30分〜15時
講師 小杉康氏(北海道大学大学院教授)
縄文人は土器や土偶造形といった日用品や祭りの道具を作り出し、それら物質文化に取り囲まれながらユニークな文化を育んできました。その造形に表された縄文人の心をたずねます。
第3回 縄文時代の自然災害
平成24年2月19日(日) 13時30分〜15時
講師 相原淳一氏(東北歴史博物館上席主任研究員)
大震災を契機に,縄文時代においても度重なる大
津波が発生していたことが,土層観察などから明ら
かになってきました。また、大火砕流や大洪水など
地域社会の存続を断ち切るような自然災害も起きて
いました。こうした自然の脅威と人間社会の関係に
ついて考えてみます。
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