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内陸遺跡研究会シンポジウム
趣 旨:内陸遺跡研究会は、内陸部における中近世の流通を発掘された考古資料、及び文献資料など諸分野の研究から検討することを目的に発足しました。内陸部の地域間交流はあったと言われますが、その実態は掴めていないのが実情であり、それを明らかにすることが本研究会のねらいであります。
今回は、16・17世紀の遺跡・遺物の様相を明らかにするとともに、内陸部における地域間の流通や社会構造の変化、そして方法論や中世から近世にかけての過渡期の問題などについて検討を行います。
開催日:平成17年11月19日(土)・20日(日)
会 場:帝京大学山梨文化財研究所(山梨県笛吹市石和町四日市場1566 TEL.055-263-6441)
主 催:内陸遺跡研究会 共 催:帝京大学山梨文化財研究所
参加費:3,000円程度(資料代を含む) 懇親会費:6,000円程度
日 程
1日目 11月19日(土)13時00分〜
13:00 開会挨拶・趣旨説明
13:10 基調講演「内陸部の流通と社会背景」 井原今朝男(国立歴史民俗博物館)
14:10 「内陸遺跡研究の現状‐方法論の構築を視座に入れて‐」 降矢 哲男(大阪府文化財センター)
14:50 − 休 憩 −
15:00 「北信地域の鍋・擂鉢からみた中世から近世前半」 市川 隆之(長野県埋蔵文化財センター)
15:40 「長野県中・南信地方の様相1‐街道の接点・松本の流通‐」 竹内 靖長(松本市教育委員会)
16:10 「長野県中・南信地方の様相2」 柳川 英司(茅野市教育委員会)
16:40 「甲斐と周辺国との交流‐集落と物流からみた移行期の様相‐」佐々木 満(甲府市教育委員会)
17:20 1日目終了
18:00 − 懇 親 会 −
2日目 11月20日(日)9時30分〜
09:30 基調講演「中近世移行期東国の消費と流通」 平山 優(山梨大学)
10:30 − 休 憩 −
10:40 「信濃型内耳土器からみた群馬県北西部の地域性」 清水 豊 (かみつけの里博物館)
11:20 「上野と周辺地域との関係‐在地土器の分布論を中心に‐」 秋本 太郎(箕郷町教育委員会)
12:00 − 昼 食 −
13:00 「中世後期から近世にかけての畿内の物流」 橋本 久和(高槻市教育委員会)
藤本 史子(大手前大学)
13:40 − 休 憩 −
13:50 討 論 会
16:00 閉会挨拶
紙上報告
「東北地方南半の内陸部における流通」 高桑 登(山形県埋蔵文化財センター)
「越後の様相と信濃との流通」 伊藤 啓雄(柏崎市教育委員会)
「土器・陶磁器にみる北武蔵の流通の転換」 浅野 晴樹(埼玉県立歴史博物館)
「伊豆・東駿河の陶磁器流入と在地土器の様相」 池谷 初恵(伊豆の国市教育委員会)
「相模における近世への転換」 佐々木健策(小田原市教育委員会)
「美濃の様相」 内堀 信雄(岐阜市教育委員会)
中嶌 茂(土岐市埋蔵文化財センター)
「尾張における近世城下町の成立と物流の様相-考古学的資料から-」 鈴木 正貴(愛知県埋蔵文化財センター)
「関西における土器・陶磁器の様相
‐備前焼・丹波焼・東播系須恵器を中心に‐」 川口 宏海(大手前大学)
赤松 和佳(大手前大学大学院)
「中国地方の山地域における遺跡の様相」 原田 倫子(広島大学大学院)
申込方法
参加希望の方は、内陸研シンポジウム参加希望と明記の上、シンポジウム参加者氏名及び所属、参加日程、懇親会参加の有無、連絡先などを記入し、平成17年10月31日までにハガキ・Eメール・FAXにてお申込ください。
申込先は、ハガキ・Eメールは下記の連絡先まで。FAXの方は055‐2●●‐●●●●森原方まで。
〒400‐0807 山梨県甲府市東光寺3丁目9−29 佐々木 満 Eメール:mitsuru429@hotmail.com
会場案内図
※宿泊については各自でお問い合わせいただき、ご予約願います。
最寄りのホテル 「スパランドホテル内藤」 TEL055‐262‐7001 ¥6500〜 会場から徒歩4分
「ルートイン甲府石和」 TEL055‐262‐1011 ¥6500〜 会場から徒歩15分
「ホテル古柏園」 TEL055‐262‐5890 ¥16,000〜 会場から徒歩20分
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