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1/31[東京]日本第四紀学会シンポジウム「第四紀の開始期の環境変動とテクトニクス」 鈴木雅 09/12/31(木) 20:23

1/31[東京]日本第四紀学会シンポジウム「第四紀の...
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 鈴木雅  - 09/12/31(木) 20:23 -

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   日本第四紀学会シンポジウム
「第四紀の開始期の環境変動とテクトニクス:第四紀の新定義を検証する」

 下記の内容で、日本第四紀学会主催のシンポジウムを行います。 参加費は無料で、事前登録は必要ありません(ただし、講演要旨集は有料となる可能性があります)。 各講演のタイトルや時間配分などは変更になる場合があり、最新情報は日本第四紀学会ホームページに掲載しますのでご確認下さい。 また、当日13 時から同じ会場で前会長・町田 洋会員の2009年度学会賞、斎藤文紀会員の同学術賞の受賞記念講演会が開催されます。 シンポジウムと記念講演会を同日に行いますので、ぜひともご参加下さい。
 なお、日本学術会議では、2010年1月22日(金)にシンポジウム「人類の時代・第四紀は残った」が行われます。 こちらではより一般的、グローバルなテーマが取り扱われますので、日本第四紀学会のシンポジウムとあわせてご参加下さい。

[日時]:2010年1月31日(日) 14:40-18:00
[場所]:早稲田大学22 号館202 教室 新宿区西早稲田1-7-14
    http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html

[背景]:2009年6月に「第四紀」の定義が変更され、従来鮮新世に区分されていた Gela期/階(Gelasian) が第四紀に含まれることになった。鮮新世-更新世境界もGelasian基底まで引き下げられ、 新しい第四紀の始まりはガウス/松山クロン境界の直上に位置し、その年代は258.8万年前となる。 第四紀を特徴づける大規模な氷床の発達がこのときを境に始まったわけではないが、 280〜270万年前に始まる世界的な寒冷化が恒常的となった時期と重なる。

[趣旨]:日本の第四紀研究、とくに生物群集の変遷や陸域・海域の環境変動に関する研究は、 従来の「第四紀」の時代に限られていたわけではない。しかし、第四紀開始期に焦点をあて、 世界的な環境変動との対応で日本における環境変動とテクトニクスに関する研究を再認識することは、 研究分野や対象とする時代にかかわらず第四紀研究に携わる本会員にとって有意義である。 よって、次の観点から各分野に関する発表をお願いした。

  1. 第四紀始まりの世界的な気候寒冷化の実態とその理解(大場氏)
  2. 日本とその周辺地域を含む第四紀開始期およびそれ以降の環境変動に関する研究成果と 世界的な気候寒冷化や気候変動との関わり(佐藤氏、百原氏、松浦氏)
  3. 鮮新-更新世の長期テクトニクスとテフラ層による時間分解能(水野氏、里口氏)

これらの発表から、特に第四紀開始期の日本の環境変動に関する新たな視点、テクトニクスと環境変動との関わりなど、 今後の第四紀に関わる研究の視座を議論したい。

[プログラム(一部のタイトルは仮題)]

  * 14:40-15:00 趣旨説明、特に第四紀下限の変更について(奥村晃史)
  * 15:00-15:25 第四紀始まりの世界的な気候寒冷化とは何か:酸素同位体比変動から(大場忠道)
  * 15:25-15:55 パナマ地峡の成立と世界的な気候寒冷化の影響:秋田と沖縄を例として(佐藤時幸)
  * 15:55-16:15 人類最初の出アフリカ(Out of Africa)と東方アジアへの拡散問題(松浦秀治)
  * 16:15-16:25 休憩
  * 16:25-16:45 植物化石群の変遷からみた第四紀の重要層準:気候変動との関連で(百原新)
  * 16:45-17:05 哺乳動物化石群の変遷からみた陸橋の形成時期(依頼中)
  * 17:05-17:25 鮮新-前期更新世の広域テフラ層による時間指標層としての確度と分解能(里口保文)
  * 17:25-17:45 西南日本における鮮新-更新世内陸盆地発達史の再検討(水野清秀)
  * 17:45-18:00 総合討論

[問合せ先]:日本第四紀学会企画担当幹事 植木岳雪(産業技術総合研究所)
     〒305-8567 茨城県つくば市東1-1-1 中央第7
       Tel 029-861-9126、Fax 029-861-3653
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