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知多市歴史民俗博物館 収蔵品展
「楠廻間貝塚 −貝塚と人々のくらし−」
期間:2005年9月17日(土)〜10月16日(日)
場所:愛知県知多市歴史民俗博物館 2階 特別展示室
(名古屋より名鉄で30分、セントレアより名鉄で20分、朝倉駅下車徒歩10分)
入場料は無料です
※ 詳しくは知多市歴史民俗博物館まで
内容紹介
愛知県知多市八幡の知多翔洋高校(旧知多東高校)の南に存在した楠廻間(くすばさま)貝塚は、2003年1月から3回にわたって調査されました。楠廻間貝塚は今から約7000年から6000年前の縄文時代早期後葉を主体とする貝塚遺跡です。この調査によって、これまでこの地方で発見されていなかった土器の型式が新発見されたのです。それらは遺跡の名前から「楠廻間式土器」と名付けられ、多くの研究者が注目しています。
それからこの遺跡からは、縄文時代だけでなく弥生時代や中世鎌倉時代の遺物も発見されています。様々な時代の文化の痕跡を見ることができますので、とても楽しめると思います。それに加え、楠廻間貝塚以外にも知多半島にある縄文時代の遺跡の出土品が展示されます。これらから知多の縄文時代の人々は、どのようなくらしをしていたのかを感じ取っていただけたるものと思います。
この楠廻間貝塚の調査では、たくさんのボランティアの協力もありました。それだけ多くの人の関心も強かった遺跡です。それに全国的にも数少ない貴重な縄文時代早期の貝塚遺跡です。そんな知多市歴史民俗博物館の「楠廻間貝塚 −貝塚と人々のくらし−」展に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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