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今年の発表会は、千葉県を会場として開催します。千葉県といえば加曽利貝塚をはじめ、数多くの貝塚があります。
今回の趣旨は、同じ縄文貝塚でも、環境の異なる東北地方と房総半島の貝塚を比較することによって、縄文文化の多様性を浮かび上がらせるというところです。
房総半島の貝塚について西野雅人氏が、青森県の貝塚の様相について斉藤慶吏氏が、それぞれの地域に根ざした特色ある貝塚文化を描き出すことでしょう。
また、宮城県の被災地で、文化財レスキューの活動に携わる、菅野智則氏の活動報告も合わせて行ないます。
タイトル「東日本の縄文貝塚―東北と関東との比較からみた多様性―」
日時 2011年12月4日(日)10:00〜16:00
会場 千葉県立現代産業科学館 千葉県市川市鬼高1-1-3
http://www.chiba-muse.or.jp/SCIENCE/
内容
10:00〜10:30 はじめに 吉野健一〈千葉県教育庁〉
10:30〜12:00 発表1
「貝塚からみた円筒土器文化の生業−北東北〜北海道南部における食料獲得活動の地域性−」
斉藤慶吏〈青森県教育委員会〉
13:30〜15:00 発表2
「千葉県の大型貝塚成立の背景―定住型の集落群を支えた食と社会システム―」
西野雅人〈財団法人千葉県教育振興財団〉
15:00〜15:40 発表3
「東日本大震災と文化財」
菅野智則〈東北大学〉
15:40〜16:00 総括
参加方法
◎当日9時から、現代産業科学館1階のカウンターで受け付けます。
◎参加費は無料です。
◎会場の都合から、25名程まで入室できます。
◎当日開催している「出土遺物巡回展 古墳に眠る石枕」を見学される場合は、入場料がかかります。
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