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掘立柱建物は地面を掘り窪めずに造られた建物で、等間隔に並ぶ柱穴が発見されている。このうち450号掘立柱建物跡は、南北10mと規模が大きく、柱の直径は25-30cmと非常に太いものが使われている。柱穴は深さが1m前後と深く、高床の建物であった可能性もあるという。右側の柱穴の写真で外側が柱を立てるために掘った穴、内側の黒ずんでいる部分が実際に柱の立っていた痕跡である。