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文化財修復めどたたず 東日本大震災
2011年4月27日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20110426-OYT8T01093.htm
東日本大震災で被害を受けた県内の文化財が、早期の修復に向けて道筋がつかない状況に陥っている。国や県が把握しつつある被害状況は多数に上るうえ、修復費用の予算措置が来年度以降、先送りになる可能性があるためだ。県内で被害が判明した国重要文化財は7件、県指定文化財は12件に上る。県教育局生涯学習文化財課は「過去の地震被害と比べて、これほど全県的に多くの被害が出るのは初めてのことだ」として、対応に苦慮している。
埼玉県 鴻巣市 国重要文化財 生出塚埴輪窯跡出土品
(円筒埴輪3点が倒壊)
埼玉県 川越市 国重要文化財 大沢家住宅
(漆喰壁剥落)
埼玉県 鴻巣市 県指定文化財 勝願寺 小室藩初代藩主・伊奈忠次墓
(相輪が崩落)
埼玉県 川越市 県指定文化財 喜多院・多宝塔
(相輪の下の瓦が落下)
埼玉県 さいたま市 市指定文化財 浄国寺五輪塔
(積石崩壊)
埼玉県 さいたま市 市指定文化財 六部堂
(屋根瓦ずれ)
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