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石積み工法の見直しや検討委設置を要望

仙台上の石垣を守る会 2月8日

 仙台市議会の総務財政委員協議会が開かれ、仙台開府四百年記念事業について、市と仙台商工会議所などで組織する記念事業推進委員会と市単独の2001年度事業案が市から示された。
 推進協議会の事業は5月19・20日の青葉まつりに合わせた「春のウイーク」、11月3・4日を中心とした「秋のウイーク」に集中的に実施する。
 市単独の事業は、米沢市など仙台藩ゆかりの25自治体が参加して5月18日に開催する「伊達交流サミット」、仙台城跡の発掘成果をCG(コンピューターグラフィック)で再現する「仙台城本丸発掘調査デジタル化事業」、地域の歴史・文化などをデータベース化する「仙台まち資源発見事業」を含め49件が示されたが、大半は「仙台開府四百年」の冠を付けただけの催しで、市議からは「仙台開府と関係ない事業が多すぎる」「市民をひきつけるだけの内容があるのか疑問」などの意見が相次いだ。