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「お小人衆」供養

広瀬川灯篭流し 8月20日

広瀬川・宮沢橋周辺で行われた「広瀬川灯ろう流し」で、約400年前の仙台城築城の際に起こった「小人(こびと)騒動」で亡くなった下級武士たちの供養が併せて行われる。小人騒動は1602(慶長7)年3月、築城作業で人夫の監督に当たっていた最下級武士「お小人衆」が、上級武士と対立して起こった。作業の最中に寝ていた小人を奉行が人夫と勘違いして罰したことから、お小人衆がほう起。太白区越路にあった覚範寺(現在は青葉区北山)に立てこもったが、家臣団に討ち取られ120人以上が亡くなったとされる。