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「発掘された日本列島2005」
日本全国の遺跡の数は44万か所とされています。現在全国で7千件をこ超える発掘調査が行われ、多くのまいぞう埋蔵文化財が出土しています。本展では、近年の発掘調査の成果から特に注目された北は北海道から南は沖縄までの38遺跡、約670点の出土品が展示されます。この展示には、現在知られている中で最古の仏教壁画・奈良県の「わかくさ若草がらん伽藍跡(法隆寺)」や飛鳥時代の工芸を知るうえで一級資料である遺物が出土した「キトラ古墳」、東京都の江戸三座(市村座・森田座・中村座)の切落札「歌舞伎芝居小屋入場札」など、教科書に登場する遺跡からの出土品など話題の考古資料を一堂にご紹介します。今年、東北・北海道で唯一開催される当館での展示で、埋蔵文化財への理解を深める良いきっかけになると思います。また、テーマ展示「現代によみがえる遺跡」では、秋田県・縄文人の精神世界を鮮やかに表現した大きな2つのストーンサークル「特別史跡・大湯環状列石」や長崎県の鎖国時代、世界の開かれた唯一の窓口だった「史跡・出島和蘭商館跡」などを紹介します。
地域展「発掘された古代の行方と新市の誕生」
平成18年1月1日、小高町・鹿島町・原町市が合併し『南相馬市』となります。古代、この地域は「なめかた行方郡」と呼ばれ、およそ合併する1市2町に飯舘村を加える地域が行方郡でした。行方郡の郡役所のあとが高平地区にある泉廃寺跡です。
陸奥(むつ)国行方郡の郡家(ぐうけ)・泉廃寺跡は、平成5年から発掘が行われ、現在まで23次調査に至り、郡家の全貌(ぜんぼう)が明らかになりつつあります。また、当地には全国でも最大規模の奈良・平安時代の金沢(かねさわ)製鉄遺跡群があることから、郡家・泉廃寺跡を中心に、古代行方郡の成立と郡家の構造、行方の鉄生産について紹介します。昨年新聞紙上をにぎわした栄町遺跡(須賀川市)や郡山遺跡(河東郡)などの郡家関連遺跡の発掘調査による最新の調査成果を紹介します。
会 期 平成17年9月29日(木)〜10月24日(月)
会 場 野馬追の里 原町市立博物館 http://www.city.haramachi.fukushima.jp/museum/museum.html
◆「発掘された日本列島2005−新発見考古速報展」公式サイト http://www.museum.or.jp/kouko2005/
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