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「14C年代測定 最新の暦年較正曲線」講演会のお知らせ
東京大学放射性炭素年代測定装置委員会(東京大学総合研究博物館年代測定室)は、第2回講演会を開催します。
14C年代測定は、考古学や人類学だけでなく、古環境、地震や火山噴火などの幅広い分野で利用されています。ところが、この方法で得られる測定値は、私たちの時間尺度とは異なっています。過去の14C濃度は、必ずしも現在の値と同じではありません。そのために、測定した値を人類共通の時間尺度に換算する操作が必要です。これを暦年較正と呼んでいます。2005年3月に、暦年較正に用いる最新の暦年較正曲線IntCal04が提出されました。
IntCal04は、26,000年前までの暦年較正データを提供しています。12,410年前までは年輪年代測定法に基づく年輪年代で、それより古い年代は、サンゴなどの海洋試料について、U-Th(ウラン-トリウム)年代測定法による年代を求めて、それぞれの試料年代の14C濃度を測定しています。
講演では、最新の暦年較正データの概要と、較正領域の拡大のために用いられたU-Th年代測定法、実際に暦年較正をする方法とその問題点について、解説します。
14C年代測定を利用される研究者だけでなく、一般の方々の参加をお待ちします。
日 時:7月16日(土)14時〜18時
(13時30分開場)
場 所:東京大学総合研究博物館講義室(1階)
参加費:無料(定員100名、先着順)
講演者・プログラム
吉田 邦夫(東京大学総合研究博物館)
「最新の暦年較正曲線 IntCal04」
中井 俊一(東京大学地震研究所)
「U-Th年代測定法の原理と問題点」
工藤雄一郎(東京都立大学大学院人文科学研究科)
國木田 大(東京大学大学院新領域創世科学研究科)
「暦年較正の実際と課題」
問い合わせ先:
吉田邦夫(東京大学総合研究博物館) :03-5841-2822
東京大学総合研究博物館年代測定室 :03-5841-8450
総合研究博物館では、特別展示「東京大学コレクションXX:関野貞アジア踏査?平等院・法隆寺から高句麗古墳壁画へ」展を開催しています。
会期 9月4日(日)まで
休館日 月曜日休館(ただし月曜日祝日の場合は開館し、翌日休館)
開館時間 10:00?17:00(入館16:30まで)
入場料 無料
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