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倒壊の旧有備館公開 来月3日から 大崎市、市民要望受け
河北新報 2011年04月26日火曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110426t11026.htm
宮城県大崎市は、東日本大震災で主屋が倒壊するなどの被害を受けた国指定史跡・名勝「旧有備館」(同市岩出山)を5月3日から1カ月程度公開することを決めた。震災後は閉鎖していたが、市民から「どんな状況かこの目で確かめたい」という声が相次いだため、復元工事前の公開に踏み切る。
東日本大震災:旧有備館を無料公開 大崎市教委、来月3日から 復元の力に /宮城
毎日新聞 2011年4月29日 地方版
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20110429ddlk04040070000c.html
大崎市教育委員会は東日本大震災で主屋が倒壊した国史跡・名勝「旧有備館・庭園」を5月3日から市民に無料公開する。6月末までの見込みで、貴重な文化財の現状を見てもらい、市民・行政一体で復元を進めるエネルギーにしたい考えだ。
主屋は08年6月の岩手・宮城内陸地震で傾き、内部を立ち入り禁止にして倒壊防止措置を取った。今年度から5年がかりで解体修理に入る計画だったが、巨大地震で倒壊した。主屋はブルーシートの覆いから、かやぶき屋根が見えるだけで畳敷きの和室や廊下の被害状況は不明。主屋に隣接する付属屋は壁が崩落し、回遊式庭園は地面に亀裂が入るなどの被害を受けた。
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