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現地説明会を開催いたしますので、お知らせいたします。
●日 時 平成18年9月9日(土) 午後1時30分より 雨天中止
●場 所 三玉城跡発掘調査現場(宮城県栗原市栗駒桜田字中有賀)
●説明者 栗原市教育委員会職員
●調査の概要
・三玉城跡は二迫川右岸の丘陵上に位置する中世の城館跡で、堀切で分断された 4つの曲輪が東西に連なっています。今回、高圧線鉄塔(特別送電線北上幹線) 建設に伴い、城跡の西端部分、約1,000uについて発掘調査を実施しました。
・調査地点は城跡の西端部にあたり、調査以前から曲(くる)輪(わ)と人工的に削 った斜面(切(きり)岸(ぎし))、堀切(ほりきり)、土塁跡、堀跡、平場を明瞭 に確認することができましたが、発掘調査の結果、これらの特徴や大規模な土 木工事のあり方がさらに明確になりました。
曲輪の南縁辺部では厚さ1mを超える盛土工事を行って南北幅の狭い平坦面を 南に拡張しています。また、堀切の規模は上幅10m、深さ8mもあり、丘陵を 分断して敵から攻められないようにしている様子がよくわかりました。
・宮城県内では城館跡の広範囲を面的に調査した例はあまりありません。今回調 査を行った地点は、東西に長く連なる三玉城跡の西端ですが、その箇所を面的 に広く調査したため、城館跡を守るための防御施設の特徴や作り方が具体的に わかる大変貴重な調査例になりました。
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