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企画展:会津塗や古代絵の具54点 「会津の朱」展−−鶴ケ城天守閣 /福島
会津若松市観光公社は、漆器など赤い色の品にスポットを当てた企画展「会津の朱(あか)」を同市の鶴ケ城天守閣で開催している。会津塗や古代の赤い絵の具の原料など54点を紹介している。
会津地方の伝統的な工芸品の会津塗の椀(わん)や膳(ぜん)、戊辰(ぼしん)戦争で会津藩降伏の儀式のときに敷かれたじゅうたん「泣血氈(きゅうけつせん)」を展示している。じゅうたんは、藩士らが無念の気持ちから一部を切り取ったといわれている。展示品は縦1・1メートル、横1・3メートルで現存しているものでは最大の大きさ。
また、市内の大塚山古墳から出土した赤色絵の具の原料「丹」や、冬季の瓦のひび割れを防ぐため釉薬(ゆうやく)を塗ってくすんだ赤色になった「飾り瓦」も展示している。飾り瓦は再建前の鶴ケ城で実際に使われていた。
市観光公社は「赤は昔は色彩を出しにくい色で節目に使う特別な色だった」と説明している。次回は青色の「藍(あい)」をテーマに企画展を予定している。企画展は3月31日まで。大人400円、中学生以下150円。【町田徳丈】
1月17日朝刊
(毎日新聞) - 1月17日16時15分更新
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