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6/15[加美町]壇の越遺跡現地説明会 webmaster 08/6/14(土) 23:48

6/15[加美町]壇の越遺跡現地説明会
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 webmaster  - 08/6/14(土) 23:48 -

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   「加美町 壇の越遺跡発掘調査現地説明会」

◆日時:平成20年6月15日(日) 午前10時30分から
◆会場:壇の越遺跡発掘調査現場(加美郡加美町鳥嶋地内)
◆説明者:宮城県教育委員会文化財保護課職員
◆調査の概要:
  当課では、加美町「壇の越(だんのこし)遺跡」と「早風(はやかぜ)遺跡」の確認調査を5月12日より進めております。その結果、以下のことがわかりました。
 東山官衙(かんが)遺跡は、奈良時代前半(730年代)から平安時代前半(900年頃)の陸奥国賀美郡家(かみぐうけ、郡役所のこと)であるとともに、兵士が駐屯した軍事施設であったと考えられます。その南(壇の越遺跡)には、道路で碁盤目状に区画された街がありました。今回の調査によって、役所・軍事施設(東山)と街(壇の越)を隔てる南2道路が大路並みに広くつくられていたこと、奈良時代末頃に設けられた街を取り囲む外郭施設の範囲が東西1.2km、南北1.4km以上であったことがわかりました。
 壇の越遺跡の古代都市は、奈良時代前半に全体が一斉につくられ、末頃には都市全体が新たに設けられた区画施設で囲まれています。今回の成果は、古代都市の研究だけでなく、律令国家による辺境支配の実態を考える上でも貴重な発見といえます。
◆調査成果の詳細
1)壇の越遺跡では、南2道路跡と東山官衙遺跡南正面につくられた南郭を囲む大溝の南西隅を検出しました。南2道路跡は幅4.0〜5.6mあり、本遺跡では、大路並みに広いことを確認しました。また、昨年までの調査でこの道路の南側に碁盤目状の街がつくられたことがわかっています。このため、南2道路は東西・南北両大路とともに碁盤目状の街において重要な役割を果たしていたと考えられます。
2)早風遺跡では、南北に延びる堀跡と土取りを行った穴を発見しました。これまでの調査を参考にすると、両者の間には土塁があったと考えられます。奈良時代末頃、東山官衙遺跡の外側に新たな区画施設が設けられて壇の越遺跡や早風遺跡がその内部に取り込まれますが、今回の発見によって区画施設東辺の位置が確定しました。
◆調査主体:宮城県教育委員会
◆問い合わせ先:
 宮城県教育委員会文化財保護課
 埋蔵文化財第二班 電話 022-211-3685

>>>詳細情報
http://www.pref.miyagi.jp/bunkazai/gen-setu2008/gen-setujouhou2008.html
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