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七北田川河川敷に古墳時代のムラの跡−鴻ノ巣遺跡で遺跡見学会を行います−
6月より、七北田川河川改修工事に伴う鴻ノ巣遺跡の第9次発掘調査を実施していましたが,今回の調査成果について広く市民の方々に公開することになりました。
1.日時: 平成20年11月8日(土)午後2時より
2.会場: 鴻ノ巣遺跡発掘調査地内
宮城野区岩切字鴻巣(七北田川河川敷)
※現地に直接お集まりください。
※車でお越しの場合は、必ず駐車スペースに駐車してください。
3.調査成果の概要
七北田川河川改修工事に伴う鴻ノ巣遺跡第9次調査は今年度で4年目となります。これまでの調査で,古墳時代中期(約1500年前)から鎌倉時代(約800年前)にいたる長きにわたって人々が暮らしてきた痕跡が4つの地層で見つかっています。
発見された主な遺構は,平安時代から古墳時代にかけての竪穴住居跡,溝跡,土坑墓,土坑などです。
古代の住居跡がいくつもの地層にわたって発見されていることは,当時七北田川右岸一帯に大きなムラが存在したことをうかがわせる貴重な成果となりました。また,古墳時代の土坑墓からは人間の下顎の骨や歯とともに刀と考えられる鉄製品も出土しており,当時の葬制を知る上で重要な発見といえます。
>>>詳細情報:仙台市の文化財
http://www.city.sendai.jp/Category/bunka/02.html
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