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1.日時:平成20年12月7日(日) 午前10時30分より
2.会場:仙台市太白区郡山3丁目27地内 ※JR長町駅より徒歩20分
(集合場所 旧仙台市環境局太白環境事業所内)
※駐車場がありますので,現地に直接お集まりください。
3.調査の概要
多賀城が造られる前の国府跡である郡山遺跡で,役所(II期官衙)の外側を区画する外溝が極めて良好な状況で発見されました。外溝は役所の外郭となる材木列(塀),大溝(堀)から55.5m(150大尺)離れ平行しています。これまでの調査では,円面硯や馬具など極めて希少な遺物も出土していることから,今後の調査に期待されます。
官衙の形態や外溝周辺の状況からII期官衙は,造られた当時の都である藤原京(694〜710年)の中心域である藤原宮との関連が考えられています。官衙の外側が塀と溝で区画され,一定の空白地を挟んでさらに外側に溝を持つことや,ともに正方形であることなどです。郡山遺跡においてその様相を伝える最も良好な調査区となっています。
4.問い合わせ先
教育委員会文化財課 TEL 022‐214‐8893
郡山遺跡発掘調査事務所 TEL 022‐247‐3944
>>>詳細情報:仙台市の文化財
http://www.city.sendai.jp/kyouiku/bunkazai/annai-081207/index.html
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